一大イベントのファッションショーが終わり、日常に戻って……
教室を覗いてみると、やはりみんな燃え尽きていますね。自分の持てる技術・知識・発想・気合etc.を全てショーに注ぎ込んだ結果なので、学生・生徒の気持ちもわかります(中の人は本校の卒業生です)。
そんな一大イベント、ファッションショー2023「MOMENT」のお写真は先日お届けいたしましたが、是非動画でもご覧いただきたく……
そのため、ダイジェストムービーを現在制作中です。
今回はそのショートムービーをちらりとお見せします。
ご紹介するのはこの衣装。

こちらがムービーです。※音が出ます
職業実践専門課程きものコースから、「創作の花嫁衣裳」
一番上に着ている、透けている着物が「打掛」と呼ばれます。
生地はオーガンジーという透け感と光沢のあるもので、裏を付けずに仕立て、同じ生地で作ったフリルを裾に付けています。
通常の打掛は裾にたっぷりと綿を入れ、重みを付けて、裾を引きずるようにして着るのですが、軽いオーガンジーではそれができません。その代わり、フリルをたっぷりとあしらうことで重みを出し、裾が綺麗に広がるようにしているのですね。
中に着ている掛下という白い着物も、胸元を飾る小物も、長襦袢などの下着まで全て手作りです。
テーマは「蝶よ花よ」
自宅の庭に咲く小手毬からインスピレーションを得て、そこに遊ぶ蝶をイメージした花嫁衣裳。
ライトで反射する光沢と、ふんわりとした雰囲気、柔らかなオフホワイトとアイボリーの色味が美しい一作。
他の作品も順次ご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!
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